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「伝わる文章の書き方教室」

①和語と漢語の使い分けをする

和語・・・訓読みの組み合わせ(漢字単体で意味が理解できる読み方)

文章は長くなりやすいが、わかりやすい

漢語・・・音読みの組み合わせ(単体では意味が理解できない言葉、中国本来の読み方)

文が固くなり難しくなるが、簡潔に表現できる

例)「見たらはっきりとわかる(和語)」を漢語で言い換えると「一目瞭然」

和語だけだとテンポ悪く長ったるしくなるし、漢語だけだと仰々しく堅苦しい文になる

適材適所に使い分けることが大事

簡潔かつインパクトがある方が効果的な「広告」の場合、漢語表現が多く使われたりする

例)❌使いやすくて、壊れにくい!(和語)

⭕️操作性・耐久性に特化!(漢語)

②主語を使いこなす

登場人物が1人なら主語をつけなくても誰目線かわかる

主語をつけすぎると稚拙な文になる

③自分よがり(自己満足)な文章を避ける

自分の中では周知の事実でも、読み手からしたら知らないということは多々ある

そういった前提を考慮した上で文を考える

読む上で最低限必要な情報を付け加え、十分な内容にすること

誰でもわかるように説明する

しかし、読み手にとってどうでもいい余計な情報は付け加えないこと

④論理的に書く

論理とは 問題点→理由→結論 へと導く道筋

接続助詞「〜◯◯が」「〜〇〇て」を濫用しないこと

これらは無限に文を繋ぐことができるが、長ったらしくなり文の意味が分かりづらくなる

接続表現を工夫して前後の分の関係をわかりやすくし、話の道筋を示す

例)一方で、だから、したがって、それに、また

⑤「だから型」と「なぜなら型」を使い分ける

だから型は、具体例→結論

なぜなら型は、結論→具体例

正解はないが、論文やレポートなら「なぜなら型」推奨

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