近年の日本は世界的にみても少子高齢化や晩婚化が急激に進んでいる。
誰しも耳にしたことがあるだろう。
どうやら「結婚しないorできない」人が増えているらしい。
日本という国では結婚をしなければ子供を産むことが社会倫理的に困難。
したがって、未婚率が上がれば少子高齢化も進むというわけだ。
なぜこのような事態に陥ったのか。
その理由を僕なりに考えてみた。
趣味の多様化と娯楽のインスタント化
現代社会は物余りの時代とよく言われる。
食や生活スタイルや娯楽等、ひと昔前とは比べられないくらい豊かになった。
それに加えてスマホを1人一台持つのが当たり前で、YouTubeやゲームアプリ等、どんな人でも気軽に楽しめる娯楽で溢れかえっている。
異性と関わらずとも人生を楽しむ選択肢・手段はいくらでもあるのだ。
恋人が欲しいと思う人はそれなりにいるとは思うが、わざわざ行動する気力が起きないという方が多い印象。
メディアやインターネットの発達
テレビやインターネットが発展することによって、ルックスの良い芸能人の顔を日常的に見るようになった。
芸能界においてはアイドルやモデルレベルがスタンダードなのである。
そのようなタレント達は、ルックスの水準が一般人とはかけ離れている。そんな人たちを見続けていれば、そのレベルが見ている人にとっての基準となる。
結果、人々が異性へ求める水準も高くなってしまったんじゃないかと思う。(無意識的に)
女性の社会進出と男性の収入減少
男性は外に出て稼ぎ、女性は家庭を守るという構図が一般的であった昭和時代。
令和となった今では共働き家庭が当たり前。男女平等を謳い、男女関係なく全ての人間が活躍できる社会を目指すとのこと。
しかし皮肉なことに女性の場合、年収が高くなればなるほど未婚率が上がるそうだ。
推測でしかないが、年収が高い女性は自身より収入が多い男性を求める一方で、男性の収入は下がっているのでうまくマッチしないという現象が起きているのではなかろうか。
ちなみに、女性とは真逆で男性は年収が上がれば上がるほど未婚率が下がる。
結婚に対するイメージ悪化
昔と違って今はネットで様々な情報を手に入れることができる。それは裏を返せばネガティブな情報も簡単に入ってきてしまうことでもある。
たとえば「結婚は人生の墓場」なんて言葉は今時誰しもが見たことのあるフレーズだ。
結婚のメリットやデメリットを書き綴った記事もよく見かける。
はたまた夫にフラストレーションを溜めまくった主婦達が過激な愚痴を書きまくる掲示板なんてものもある。
このように、結婚に対するネガティブイメージが人々の心に浸透してしまったことも原因の一つだろう。
まとめ
色々と書きましたが、1番良いのは損得勘定抜きにして結婚したいと思える人と出会うことです。
自分が本当に好きなら一生側にいたいと思えるはず。
まあ、そんな人と出会うことが難しいわけですが…
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