過去の動画等で語ったことがあるので、知っている方もいるかもしれないが
僕は自身の高校時代をこう評している
「暗黒時代」
スクールカースト最底辺で、友達もいなかった
クラスのグループラインなんかも、もちろん入ってない
まあ友達がいないことよりも、周りから見下されていること自体がつらかった
自分の存在価値を全く見出せなかったし、同じく周りも僕のことを無価値で冴えない人間だと思っていたに違いない
「僕は本来こんな扱いを受ける奴じゃない」と心の底では思ってたんだろうね
意外とプライドが高いのかもしれない
だから大学生になったら、人から舐められないように頑張った
自分が最高だと思える自分を徹底的に創った結果、大学生活は個人的に満足できた(同時にかなり調子に乗っていた)
話が逸れてしまったが、高校卒業式直後の話をしよう
普通なら、高校を卒業したら打ち上げとかそういうのがあるんだろう?
けど僕はそんなイベント全くなかった
知らないだけで、僕の所属してたクラスでも打ち上げが行われてたんだろうか?確かめる術はないが
チャリ通学をしていた僕は、帰りのホームルームが終わるや否や、真っ先に駐輪場に向かった
いつもとなんら変わらない下校モーションに、思わず笑ってしまう
周りは教室から出るのを躊躇ったり、感傷に浸ってる様子だったが
きっとしばらく校舎に残り続けるんだろうな、この雰囲気からして
サドルに跨り、校門を抜けた瞬間、僕の心は清々しいほどの解放感に溢れていた
まさに翼が生えたかのよう、このままどこへだって行ける気がした
「ふおおおおおおおお!自由だああああ」
とても気分が良かった。気づいたら叫んでいた
クラスで言葉を発しない根暗が大声を出しているという異様な光景である。多分誰にも聞かれてないけど
校舎に向かって、自転車を漕ぎながら、思いっきり叫んだ
「サイコーぉ!!じゃあな、クソッタレが!!あははははははは!!」
今にして思うと狂気だ。けど純粋に楽しかったのだ
空を見上げると、雲ひとつない青空が広がっていた
僕もやっと、あの大空に向かって羽ばたけるのだ。そう思うといてもたってもいられなくなった
立ち漕ぎで、全速力で帰宅した
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