こんにちは。りょんです。
僕は去年の3月に大学を卒業し、同じく去年の4月から社会人として働き始めました。
現在23歳、来月から新卒2年目です。
20卒として採用された会社を1年で退職し
4月からは違う会社で働くことが決まっています。
仕事において「3年は続けないと経歴に傷がつく」という話は耳にしたことがあると思います。
しかし、事情も事情だったため第二新卒で早期転職を選びました。
今回は、どうして新卒1年で会社をやめるという決断に至ったのか話していきたいと思います。
理由は色々あるんですけど、1番は僕が就職した会社の属している業界がコロナの影響をかなり受けていたことです。
それが自身のキャリアを見直すきっかけになりました。
ざっくりいうと飲食・小売業。僕の職種は接客サービス業です。
その会社が運営している「とあるお店」で店長を務めていました。
一応全国にあるようなお店です。今見てくれてる人にもご存知の方がいるかもしれません。
しかし、コロナの影響で先行きが不透明でした。
そんな状況で、僕が入社してから1年の間に10人近くの社員が辞めていきました。
直感的に、この会社には自分が思い描くキャリアや未来は無いかもしれないと思いました。
なぜなら、接客業は今後無くなっていく可能性が高い職種だからです。
宿泊業に分類される旅館やホテルのように人間の接客サービスに付加価値がある業態の接客なら無くなりはしないでしょう。
しかし、チェーンの飲食店で食事をテーブルに持っていくための店員だとか、物を売るためにレジを打つ販売員というのは必要なくなると思っています。
そのようなお店において「商品・物」自体が大事なわけですからね。
極端なことを言うと、商品さえ買えればいいので売る人は誰だっていいですよね。
誰だっていいなら人を介す必要がない。
外出制限で飲食店のテイクアウトやネット通販が盛んになるなど、人を介す必要性がないことがますます証明されました。
レジの無人化はコロナ以前からどんどん進んでいましたし、現にGUやスーパーはセルフレジを導入してますよね。
そういう意味でも、このまま接客業を続けていてもその先に未来がないんじゃないかと思っちゃったんです。
だからこそ、自身に専門的な知識やスキルが身につく職種に変えることで
将来の自分の選択肢を広げたいと思い、転職を決意しました。
飲食小売業は他の業種に比べて給料が安く、休日も少ない傾向にあります。
僕は現在年収200万程度、年間休日100日程度という条件で働いていますが
30代、40代になってもそこまで賃金は上がらないことがわかります。
なぜなら飲食小売業において、店長職から本部職に昇格するということが狭き門だからです。
10年以上店長を続けても昇格できない人の方が多いです。
40代で年収200〜300万円台の可能性も普通にあるわけです。
それに加えて、接客サービス業というのは肉体的にそこそこきつい職種です。
若い頃は良いですが、歳をとるにつれてキツくなっていくこともあるでしょう。
身体的にも精神的にも参ってしまう可能性があり
50歳で店長をやっている未来もあるわけです。
今と大して変わらない賃金、生活が続くと考えると
それは絶望と恐怖でしかありませんでした。
まさか自分が新卒1年目で退職して転職するとは夢にも思いませんでしたが
結果的に、転職を決意したことは良かったです。
コロナで労働市場が乱れている今の時期にすんなりと、しかも給料や休日などの労働条件を上げて内定を頂けたことは運が良かったと言わざるを得ません。
ひとまず、今の会社での仕事も最後までやり切って気持ちよく終わりたいと思います。
以上、新卒1年目で会社を辞める理由でした。
最後まで見てくださり、ありがとうございます。
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