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社会人1年目で読んだ本の感想(お金&生活編)

こんにちは、しのみやりょんです。

僕は4月から社会人2年目になるのですが

社会人になってからというもの、今まで読んだことがなかったようなジャンルの本を読むようになりました。

人生における哲学的な本だったり、ビジネスについての本だったり、お金に関する本だったりとジャンルは様々です。

大学生までは自分が読んだことのある本と言えばライトノベルくらいだったので信じられない変化です。

この変化が良いか悪いかは別として、人は歳をとると価値観が変わっていくものなんだなと実感します。

さて、前置きはこれくらいにして

僕が社会人1年目で読んだ「お金や生活に関する本」の紹介&感想を書いていきたいと思います。

社会人だけではなくこれから社会人になる学生さんにオススメな本もたくさんありますので

是非参考にしてみてください。

金持ち父さん貧乏父さん

まず紹介するのがこちらです。

有名な著書なのでご存知の方も多いと思います。

日系アメリカ人の著者ロバート・キヨサキ氏が富を築いてきた方法や、根幹にあるお金に関する考え方を綴っています。

キヨサキ氏は金持ち父さん(親友の父)と貧乏父さん(実の父)という正反対な2人から様々な知識を学び育ちました。

金持ち父さんは優秀な経営者で貧乏父さんは優秀な教育者でした。

キヨサキ氏の実体験を元に物語形式で進んでいくので、読み物としても面白かったです。

この本を要約すると

お金持ちになり経済的自立 (自身が働かなくても生活できる状態) を達成したいのならば、負債を買わず資産を増やすべし。そして資産を増やすためにはお金に関する適切な知識を身につけ、自分の頭(思考力)を鍛える必要があるということです。

資産→貯金や株や債券、不動産など

負債→家や車、ローン全般

貧乏層や中流層に共通しているのは、負債額が資産額を大幅に上回り、自身の労働所得がなければ日々の支払いを賄えない状態です。

一度そのレールに乗ってしまうと中々抜け出せないのだそうです。

資産が多くなれば、自身が労働せずともお金がお金を稼いでくれるので金銭的・時間的に自由を手に入れることができるという理論ですね。

「お金のために働くのではなく、自分のためにお金を働かせよ」というフレーズが何度も出てきます。

「お金のために働く」とは自分の労働力と時間を売って賃金を得ることです。

要するに会社員やアルバイターのことですね。

資産を形成せず負債ばかりを増やしていくと、政府へ支払う税金や生活費、娯楽や浪費のために自身がお金を稼ぎ続けなければなりません。

つまり労働によって摩耗することになります。

自分のためではなく、国のために働いている状態とも言えるでしょう。

これが世の中の大半の人間が陥るパターンだとキヨサキ氏は主張しています。

「自分のためにお金を働かせる」とは、自分が何もせずともお金がお金を稼いでくれることです。

俗に言う不労所得ですね。

キヨサキ氏には

会社員として定年まで勤めあげ、人生を終えたくない。1秒でも早く「ラットレース」から抜け出したい

という強い想いが根底にあったそうです。

この考えには僕もとても共感しました。

というか人間誰しも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

「お金を作り出す」にはどうしたらいいか

それを思考停止せずに自分の頭で考え、行動し続けることが重要で

会社に雇われてお金を稼ぐことは、お金に関する思考停止に繋がり、自分のためではなくお金のために働くことになるそうです。

彼はお金に関して無知な人が多いとよく主張します。

無知であるから恐怖心が大きくなり、あるはずもない失敗を恐れては尻込みする。

失敗を恐れるあまり保守的になって、かえって損をしたり失敗している人をたくさん見てきたそうです。

これらは投資に関する話です。

彼ら彼女らは損をするのが怖いから、利回りが低い安全資産を保有したり、ひたすら現金貯金したりする。

しかし、それは成功するチャンスを自ら逃していて

成功する人は失敗を恐れなかったから成功したのだと主張します。

加えて投資では損を避けようとするような人でも、趣味や娯楽で浪費をしたり、平気でローンなどの負債を増やす人が多い。

負債を増やすことこそが1番の損であることを認知することもなく…

キヨサキ氏からするとそれが不思議だそうです。

大半の人間は、学校を卒業して会社員になり家族ができて、家をローンで購入します。

ローンを払うためには働き続ける必要があります。

そして長年の会社員生活を経て定年退職する。

このようなステレオタイプな人生を歩むことが幸せだというのは、短絡的で思考停止なのだと警鐘を鳴らします。

これに関しても一理ありますが、全ては賛同しかねました。

僕は保守的な姿勢が必ずしも悪いとは思わないです。

確かに人生を変えるような大きなチャンスは掴めないかもしれない。

それでも確実に小さな幸せを享受し続けることはでき、それもまた一興と思うのです。

※キヨサキ氏はこのような生き方を理解はせずとも否定はしていないです。

負債に関しては、しっかり考えて対処していきたいと思えました。

キヨサキ氏は、インデックス投資や積立預金などの安全資産ではなく主にリスクが高いと言われている不動産投資や個別銘柄株を勧めています。

ファイナンシャル・インテリジェンス(会計力、投資力、市場の理解力、法律力)をしっかり身つければリスクはそこまで問題にならないとのことですが

この本に100%影響を受けて盲信的になってしまうのも良くないのかなと思いました。

彼の思考プロセスやお金に関する考え方自体は、生きていく上で参考になります。

しかし彼と全く同じことをしても、同じスキルが身につく保証はないし、完全に再現することは難しいと思うからです。

どこまでリスクを許容できるか人によって異なるという現実的な問題もあります。

けれども彼の言葉の一つ一つには深みがあり、自由な人生にも憧れてしまったのも事実。

自分もいつかラットレースから抜け出せるんじゃないかと、そんな夢を見させてくれる本でした。

お金の大学

YouTubeでチャンネル登録者数100万人を誇る会社経営者の方が書いた本。

保険や税について、知っているようで知らないことがわかりやすく解説されています。読んでよかったです。

生きていく上で、知っているとお得なことが結構ありますよね。保険は無駄が多いとか、持ち家やマイカーで損をする可能性もあるだとか…

しっかり節約をした上で、お金を稼ぎ(自分を幸せにするものなら時には浪費もあり)

インデックス投資で確実に資産運用していくことが金銭的に自由になる近道であると記しています。

これは普通の人でも比較的目指しやすい、確実な早期リタイアへの道筋だと思いました。

日本一カンタンな「投資」と「お金」の本

長期投資がいかに優れていて、そして確実に儲かるかということがひたすら書き綴られています。

投資=デイトレード(短期売買)だと思っていた僕にとっては目から鱗でした。

株=ハイリスクなギャンブルという先入観を消し去ってくれます。

投資に興味があるけど何も知識がないという方におすすめです。

最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド

最近巷でよく耳にするようになった「FIRE」という言葉。

financial independence retire earlyの頭文字をとった造語です。

要するに「早期リタイア」ですね。

金銭的にどん底から始まった筆者クリスティー・シェン氏がどのように資産を築き、30代で早期リタイアを達成したか

その決して甘くない過酷な道程を垣間見ることができます。

上で紹介した「金持ち父さん」のキヨサキ氏が個人銘柄株や不動産投資などリスクの高い投資で富を築いたのに対し、クリスティー氏は比較的リスクの低いインデックス系の分散投資で早期リタイアを達成しました。

またキヨサキ氏は社会的地位の高い父親の元で生まれ育ち、クリスティー氏は貧困家庭から這い上がったというのも対照的です。

おそらく早期リタイアを目指す人にとって、より多くの人にとって再現性が高いのはクリスティー氏のやり方だと思います。

現実的によりリスクを抑えつつ、早期リタイアを実現するための方法が具体的に記してあります。

この本で印象に残っているのは「自分の本当にやりたいことや叶えたい夢は経済的自立 (自身が労働せずとも生きていける状態)を手に入れてからでも遅くはない」という言葉です。

彼女の夢は作家になることでした。

しかしエンジニア職として働き、本とは全く関係ない仕事を選びました。

それはエンジニア職なら最も効率よく稼げ、大学の学費も早く回収できると考えたからです。

自分の本当にやりたいことを生業として生きていける人は一握りという厳しい現実がありますね。

しかし、経済的自立を手に入れることは誰にでもできるとクリスティーは言います。

僕にはやりたいことはないですが、なぜかこの言葉は自分の中に残っています。

そして経済的に自立した今、毎日の自由な時間を使って本を書いているそうです。

人生攻略ロードマップ

これまた会社経営者の方が書いた本です。新進気鋭のベンチャーIT企業だそうです。(優秀そう…)

「汗水垂らしてお金を稼ぐ」ことが当たり前だと思っていた著者が、どのようにして自由度の高い人生を手に入れたのか

実体験を元に簡潔に書いてあります。

学校や会社に属してセーフティーネットを敷きながら副業にチャレンジし、軌道に乗ったら辞めるという方法を勧めています。

0→1で稼ぐ(雇われずに稼ぐ)スキルの重要性とそれを磨くための自己投資方法などが記してあります。

人生逃げ切り戦略

こちらはビジネス系YouTuberやまもとりゅうけん氏の著書。

経済的不安が全くない状態のことを「人生逃げ切り」とし、そこに辿り着くための方法について書かれています。

サラリーマンがいかに稼げないかということを綴り、凡人である彼自身が個人事業主として成功できた方法を共有しています。

インターネット系のビジネスやITエンジニアに関する例が多く見受けられました。

また上記の「人生攻略ロードマップ」同様、学校や会社を辞めずにスモールビジネスとして副業を始めてみて軌道に乗ったら退職するというスタンスをオススメしていました。

なぜ僕らは働くのか

子供から大人まで幅広い層にとって為になる本だと思います。

なぜ人は働かなければならないのか

そんな疑問に対する回答本だと思っています。

お米を作る人がいるから美味しいご飯が食べられる。

洋服を作る人がいるから毎日を楽しく彩れる。

道路を整備する人がいるから安全な道を歩むことができる。

人々はそれぞれの役割を持ち、助け合っているということに気づかされます。

個人型確定拠出年金iDeCo活用入門

確定拠出年金制度についてわかりやすく書いてある本です。

老後資金として年金だけでは心許ないので、自分でしっかり資産形成する必要があると思います。

iDeCoは非課税で運用できる上、所得控除の対象になるので住民税と所得税を節税できます。

これはやらない理由がない!(個人の感想です)

つみたてNISAはこの8本から選びなさい

つみたてNISAの基本的な仕組みから、どのような基準で商品を買えばいいかがわかりやすく書いてあります。

こちらも上記の「日本一カンタンな投資とお金の本」と同様で長期分散投資のメリットを書き綴っています。

つみたてNISAは非課税で運用できるので、少額で投資をやってみたい方にオススメです。

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