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高校デビューに失敗した結果、大学受験することになった話

自分語り

こんにちは、りょんです

僕は現在社会人2年目で、会社員として働いています

毎日仕事をしていると学生時代に戻りたいなぁ…としみじみ思うわけです(´;ω;`)

ちなみにその懐古過程の中に「大学受験」という要素も含まれていたりします

高校入試は面接だけだったので、大学受験こそが僕にとって初めての挑戦だったのです

今回は僕のバックボーン、大学受験に至るまでの過程を語りたいと思います

〇〇

時は遡ること8年

たくさんの期待を胸に高校に入学した

彼女ができたり放課後にクラスメイトと遊んだり…そんな妄想は何度もした

数々の学園アニメで高校生活の予習は万全なのだ

当時好きだったアニメ

さて蓋を開けてみればそんな青春はありませんでしたとさ

少し考えればわかることなんだけど、舞台が高校に変わったところで自分自身は何も変わらないわけで

某YouTuberが投稿した「高校・大学デビューを狙ってる陰キャラ、それ無理だからwww」という動画をみて激しく共感したのである

僕の場合、校則が厳しかったことでオシャレもできず、学校生活が中学の時以上に酷いものになっていく

頭髪検査を思い出すだけで、憂鬱な気持ちが蘇る

坊主や角刈りヘアーをしており、自己肯定感は非常に低かった

坊主で堂々とできるのは佐藤健みたいな超絶イケメンだけだろうよ

友達もうまく作れず、彼女どころか女性と会話した記憶もない

とうとう理想が叶わなかった僕は、中学時代には思いもしなかったリベンジ(自分を変えること)を思い立つ

それが勉強だ

〇〇

小学校5年生の時から塾に通っていたし、小学生で塾に通っている子は僕の周りでは珍しかった

詳しくは割愛するが、祖父母の意向で「長男だから」行くことになった

にも関わらず勉強は苦手という皮肉

周りの友達が遊んでいる中、塾に行ってたのに

いや、だからこそ勉強が嫌いになってしまったのかもしれない

勉強に意義を見出せなかった当時の僕にとって、塾というのは苦痛でしかなかったのである

〇〇

中学に上がると、塾内での学力争いは熾烈なものになっていった

僕が通っている塾は合格実績を作り、生徒集客をするため、成績優秀者の受講料を格安もしくは無料にするという戦略を取っていた

当然その制度に魅力を感じた優秀(ここでは勉強ができるという意味)な人間が群がり、更に劣等感を掻き立てられることになる

テストはいつも底辺争い。僕は高い費用を払ってるのに、彼ら彼女らはその半額以下の費用で同じ授業を受けているのだ

劣等感を感じたのはそれだけじゃない

彼ら彼女らは社交的だった

ふざけたり、騒いだり、しばしば先生から注意されていることもあったが

けれども先生との関係は良好で、あれから10年経った今ですら関係性は続いてるらしい

根暗な僕はいつも静かに真面目に机に向かっていたが、テストの点数は彼らの足元にも及ばないのである

人生はなんて不公平なんだろう

中学生ながら悲劇のヒーロー気取りの僕は、痛々しいことこの上ない

そして中学3年も半ばの頃

「塾を辞めたい」

そう思い始めていた

〇〇

時に真面目というのは得をするものである

その証拠に模試で偏差値40を叩き出したにも関わらず、僕の成績は常にオール4以上だった(5段階)

テストで点数は取れないけれど、成績だけは中の上ということだ

静かに授業を受けて、求められれば発言して、提出物を期限内に提出する

そして真面目に勉強しているふりをしていれば先生は良い評価をくれるのだ

それがその場凌ぎで中身の伴わないものだったとしても

〇〇

中学3年 夏休みも明け、そろそろ志望校を決める頃合い

そんな時に塾長が勧めてきたのは、家からは少し離れた海沿いにある公立高校だった

ここなら近年の傾向から定員割れになる可能性が高く、成績さえあれば受かる見込みのようだった

偏差値的にも53〜54と悪くはない(当時の偏差値)

もしも時を戻せるのなら、この高校に行くために必死に勉強するだろう

しかし、当時の僕は逃げることしか頭になかったようだ

試験で点数が取れないから受かる保証がない。なにより受験勉強をするのが面倒くさかった

そんな時に舞い込んできたのが、私立の推薦入試の話だ

なんと成績の基準さえクリアしていれば面接だけで入れるという

誰から聞いたかは忘れた。でも自分から仕入れた情報でないと思う

そこで全てを察した

私立の推薦入試なら100パーセント受かる。そして受験勉強をする必要がないため塾もすぐに辞められる

僕は親に頼み込んだ

当然だが私立高校は公立に比べて倍以上の学費がかかる。それ相応の理由が必要だ

だから部活を頑張りたいから、施設の整っているここに行きたいんだと懇願した

その言葉に嘘偽りはなかったが、その中には塾を今すぐ辞めたい、受験から逃げたいという願望もかなり含まれていたと思う

そうしてあっさりと塾を辞めることができ、高校にも合格した

〇〇

そもそも僕が入学した高校は大学附属校だ。9割以上の人間がエスカレーターで上がる

本題に入ろう。そんな環境にいた僕がなぜ大学受験することになったのか。

正直に言ってしまうと、高校生活が苦痛でしかなかったからだ

何もかもを校則で縛られて、自分のやりたいことはできず、クラスでも思うように話せず、

だから残された選択肢は、勉強を頑張ることだけだった

それが自分に唯一残された活路だと信じて

ちょうどその時ハマっていた「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」というアニメに影響されていたのはいうまでもない

授業の予習復習は欠かさなかったし、平日でも毎日3時間は勉強に充てるようにした(部活が毎日あったので時間的にこれが限界だった)

その結果、入学当初はクラスで40番だったが、5番目まで順位を上げることができた

まあ、それ以上の順位になれたことはなかったが…

現実はいつも厳しい。結局のところ勉強に本気で取り組んでも、トップクラスにはなれないのである

それでも頑張れば、いつか報われると信じていた

大学受験を志した根底には上にも書いた通り、高校生活が上手くいかなかったことにある

高校が大嫌いだったし、付属で上がりたくないという思いがどんどん膨れ上がって、勉強のモチベを保つことができたのだ

きっと高校生活がうまくいってたら、僕は勉強に目覚めることもなく名前を書けば受かるようなFラン大学に入学していたことだろう

どっちの方がいいかは置いておいて、人生とはちょっとしたことで案外変わってしまうものなのだ

そんなふうに思う今日このごろ

オチなんて何もない、どこにでもありふれたお話

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