就活ってつらいよね
最初は面接で落とされることがきついのだと思ってた
でも本当につらいのはやりたい仕事がないのに就活せざるを得ないということだった
大学生活が最後のモラトリアムだから、大抵の人間は卒業と同時に社会人になることを求められる
そのレールから外れれば、就職における選択肢もどんどん狭まっていく
自力でお金を稼げるならいいけれど、大抵の人間には難しい
だから必死になって面接官に媚を売る
綺麗事を並べて、会社にとって理想的な人材を演じるんだ
自分に嘘をつくことでどれだけの負荷がかかっていることか
そんな自分が滑稽で、情けなくて、矛盾していて
これが社会に出るということなのかもしれない
そもそもやりたい仕事をたった数年・数ヶ月で見つけろというのが無理な話で、一生かけても見つからない人の方が多いに決まってる
しかしやりたい仕事がなくても、お金がなければ生きていけないわけで
とりあえず働くしかない
やりたい仕事がある人、理想の職に就けた人、自分のやっている仕事が自ずとやりたいことになった人
まさに選ばれし者だ
大半はやりたくなくても耐えるしかない
給料は我慢料なのだ
給与に見合ったそれ相応の対価を企業に捧げなければならない
自力で価値を創造できない私たちに、文句を言う権利はない
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