「お先に失礼しまーす」ﾀｰﾝｯ
明日出勤すれば休みなので気分が良い
こんな日は早々に仕事を切り上げ退勤しよう
会社員は月〜金出勤の土日休みが一般的とされているが、私の所属する部署はその特性上、休日が固定されていない
自由に休みを決められるのは強みでもあり、5連勤がしんどい私は2日出勤・1日休み・3日出勤・1日休みを繰り返し、たまに3〜4連勤して2連休を取る(あるいは有給を使う)
GWやお盆休み、年末年始というビッグイベントに参加できないのは残念だが、それを差し引いてもメリットは大きい
平日はどこも空いているし、宿も半額で泊まれるのだから
〇〇
帰路、自転車のペダルを漕ぎながらふと考える。それにしても、自分と同年代の社会人たちは、いったいどんな仕事をしているのだろう
正直少し不安になる。同時期に社会へ出たといえども、既に仕事のレベル感に乖離があるのではないか？と
大卒4年目ともなると、責任ある仕事を任されていたり、大きなプロジェクトに携わっていたり、人によっては昇進して主任になったりしているのではないか
一方で、私は大した仕事をできていない気がするのだ
ひとまず今日やった仕事を振り帰ってみよう
「午前中は検査結果に問題がないか確認し、新商品試作の立ち合いとその記録(実施報告書)を作成した。午後は備品の発注や、部長から頼まれていた実験の結果をまとめて、報告した」
入社1年目でも出来ることばかりだ(もちろん質やスピードは変わるだろうが)
文系の王道ルートである「営業職」に就いていたら違っていたのだろうか
自身で売り上げ(利益)を作り、取引先と商談をして、バリバリ仕事をこなすスーパー営業マンの自分を夢想する
なぜこのような焦燥を感じるのか分からない
今やっている仕事に疑問でも抱いているのだろうか
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