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生活残業と固定(みなし)残業制の闇

会社員

こんにちは。りょんです。

突然ですが、今月の僕の給料がいつもより多かった件について話していきたいと思います。

特に昇級したわけでも報酬があったわけでもありません。

答えはズバリ、残業が多かったからです。

世の中のサラリーマンの中には、残業で多く稼いでいるという方も少なくないと思います。

むしろ残業代がなければ生活できない人もいます。

生きるために残業せざるを得ない「生活残業」という言葉もあり

残業代を貰うためにダラダラ時間をかけて業務に取り組むような職場も存在するようです。(本末転倒?)

サラリーマンにとって、それほど残業代というのは重要なものなのです。

残業代がきちんと出る会社なら良いのですが

世の中には残業代を出してくれないブラック企業も存在するようです。(法律的にアウトですが…)

タダ働きするわけですから、労働者にとってはなんのメリットもありません。


企業によって様々な賃金の支払い方がありますが

固定(みなし)残業制を導入している会社も多く存在しています。

固定残業制とは

残業手当を固定給に含め、残業の有無にかかわらず、毎月定額を固定残業手当として支払う

①基本給と固定残業手当を明確に区分する

②固定残業手当は何時間分の残業時間を含むのかを明確にする

③固定残業手当に含まれる残業時間を超過した場合は別途割増賃金を支給する

www.businesslawyers.jp › practices

残業をしなかったとしても固定の残業代が支払われるので、額面的には給料が多くなりやすいです。

例えば 月給20万円(固定残業30h含む)

このような条件だったとします。

残業をしようがしまいが30時間分の残業代を必ずいただけることになります。

残業せずとも残業代が出るので、残業しなくて済むように業務スピードを上げようとするインセンティブが労働者側に発生します。

生産性が上がることは企業側にとってもプラスになります。

このように、この制度は一見すると良い制度のように見えます。

しかし、定められた残業時間(この例だと30時間)を超えて残業をした場合に

超過分を支払わずタダ働きさせるという手口を使うブラック企業も存在するようです。

それから、固定残業代込みの月給なので基本給が低くなりがちです。

上記の例ですと、20万円のうちの4万円が残業代だとすると基本給は16万円になります。

ボーナス・賞与を決定する上で基本給×〇ヶ月という計算をしますので

そういった点でもデメリットが大きいのです。

見かけ上は同じ月給20万円でも

基本給が20万円の会社と固定残業込みの20万円では大きく異なるのです。

したがって、月給ではなく基本給を重視して就職活動をすることをおすすめします。

もちろん、固定残業制で基本給が高い企業もあるとは思いますけどね。

以上です。最後まで見てくださりありがとうございます。

コメント

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