時に非日常とは人の心を開放的にするものである
学校・会社と家の往復。そんな日常にうんざりしてしまうことは誰にでもあるだろう?
これは僕が大学1年生の頃のお話
同じ学科の知り合いに誘われ、半ば強制的にサークルに加入した
所謂、ウェーイ系サークルである
大学生になって初めて迎える夏。僕は納涼船に乗ることになった
〇〇
その日、行動を共にしていた男で同じサークル(お互い速攻辞めた上、その日以来会ってもいない)のタバTがこう言った
「俺ナンパするわ」
僕はその男について行くことにした
〇〇
結論から言うと、思いの外ナンパは成功した
浴衣を着ている女子2人組に話しかけると、まんざらでもないような感じで、和やかに会話が弾んだのだ
聞いてみると、彼女らは僕たちと同い年で女子大に通っているとのことだった
これが街中ナンパならば軽くあしらわれるんだろうが、こういった非日常空間、ましてや浴衣を着て舞い上がっている(酒なんか入ってたら尚更)状態なら、警戒心も薄くなるんだろう
そんな会話の流れで、一緒に写真を撮ることになった
iPhoneを自撮りモードにし、撮影する
よくよく考えたら、今撮った写真を相手にどうやって送ればいいんだろう?・・・閃いた
「今撮った写真送りたいから、LINE交換しない?」
「うん!欲しい!いいよ」
こうして、すんなりと女の子のLINEをゲットしたのであった
まあ、特にその後会うこともなく終わったんだけどね
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