僕は小学生の頃、絵を描くことが好きだった
もしかしたら幼稚園の頃からかもしれない
物心ついた時から、絵を描いていた気がする
まあ今振り返ると、大して上手くはなかったけどね
とにかく純粋に楽しかったのだ
小学5年生の時、自作漫画を描いていたのは良い思い出
色々な意味で酷すぎて見れたものではないが…
〇〇
時は流れ、中学2年生の頃
「バクマン」という漫画家を題材にしたアニメにハマって、絵に再熱
スケッチブックを学校に持ち込んでは休み時間に描いていた
まあその熱もすぐ冷めて、いつの間にか絵を描かなくなっていたが
〇〇
高校3年生の頃、僕は「冴えない彼女の育て方」というアニメに影響されて、ギャルゲーを作りたいという感情が湧いていた
そんなわけで、また絵を描くことにしたけれど
あまりに自分の理想と現実の画力がかけ離れすぎていて、上達するためにどうすればいいかもよく分からなかった
とりあえず模写をし続けた。1年間
そしたら明らかに上達した。模写はね
〇〇
大学生になったら、ペンタブを買ってデジタル絵を描こうと決めていた
時代はデジタル。ペンタブを手に入れれば自分もそれなりに描けると、そんな幻想を抱いていた
だが現実はそんなに甘くない
才能も努力も、そして圧倒的に練習量が足りない
子供の頃は、純粋に楽しんでいたのに、今じゃ理想だけが高くなってままならない
世の中には絵が上手い人がたくさんいて、自分が描く意味がそもそもないじゃないか
そう思えば、絵を描くことに意味を見出せなくなってしまったんだ
スタバでイラストを描いてる人がいて、そんなことを思い出した
コメント