僕は過去に「半年という期間の勉強で偏差値30から60まで上げて志望大学に合格した」という経験があります。
当時を振り返ってみると、すごい頑張ってたんですよね。受験生だからそんなのは当たり前だとは思うんですけど(笑)
しかし、自分が子供の頃からずっと苦手だった勉強と向き合って、人並程度ではありますが普通の四年制大学に合格したこと。
これは自分の中で一つの革命でした。人生において受験をしたことがなかったですしね。(高校は推薦入試だったので)
物事に「本気で取り組んだ」のも初めてだった気がします。
結果云々よりもそのプロセスが重要で、本気で取り組んだという事実が、自分の中で達成感みたいなものになっています。
それとは対照的に、現在の僕は全然頑張っていないです。まるで抜け殻のような社畜に成り下がりました。
頑張る気力が湧いてこない。
毎日の目の前の仕事に疲弊してしまう。
これから先、会社員を続けたとしても大学受験の時のように本気になれる気がしません。
なぜなら会社員を続ける意味や目的を見出せていないからです。
「生きるため」と言われたら確かにその通りなのですが、いまいちピンときません。
会社員を定年まで続けるとしたら、あと50年もの社会人生活に耐えなければならない。
その先に待っているのは、老いて思うように動かない自分の身体。そして死までの余暇を過ごす日々。
定年退職を迎えるそのとき、達成感はあるのかもしれない。
でもそんな未来を想像すると、ゾッとする。
受験で燃え尽きて、怠惰な大学生活を送る人って多いと思うんですけど、まさに僕がそのパターンで
高校が楽しくなくて、苦痛で、嫌いだった僕は大学に行けばきっと救われると信じていた。
仕事と違い、大学受験はなぜ頑張れたんだろうって考えると
その先に目的(大学生活というご褒美)があったからだと思うんです。
人生で1番頑張ったことが「受験」なまま更新されない。それはちょっと嫌だなって思います。
だからどうしたら頑張れるのか考えてます。
ちなみに答えは見つかってないです。
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