こんにちは。りょんです。
僕は現在中小企業に勤めているのですが、第二新卒での転職活動をしました。
資格は自動車免許のみ、文系学部卒
社会人歴1年、スキルはゼロです。
しかし結果的に大手企業のグループ会社、いわゆる大手子会社に第二新卒枠で内定をいただくことができました。
これから第二新卒で転職を考えてる人や、就活をする大学生の方などに向けて
僕が実践した、面接における戦略や対策などを話していけたらと思います。
若さを武器にする
新卒1年目ということもあり
社会人としてのスキルでは他の転職組に勝てるはずもなかったので
逆にそれをプラス要素に変えようと思いました。
僕は22歳なんですけど、会社という組織全体で考えるとほぼ最年少で
そして未経験職種で入社する場合、若い人は会社にとって都合がいいんです。
なぜなら、若ければ若いほど費用対効果(コスパ)が高くなるからです。
例えば、未経験で30歳の人と22歳の人がいたとします。
どちらも同じ教育コストがかかります。
定年まで勤めると仮定すると、22歳の方が30歳の人より8年分長く会社に勤めることになるので
同じコストでより長く会社に利益をもたらすことになります。
これが日本での就職において新卒が優遇される理由の一つでもあると思ってます。
面接官の方とのやりとりの中で
「お若いですよね、何歳なんですか?」みたいな会話になり、22歳ですと答えたら
結構受けがよかったです。
「なんだってできるよ、その若さなら」と仰っていました。
未経験職への転職の場合、若ければ若いほど歓迎されやすいんだなと実感しました。
現職での経験や学びで差別化する
ただ若さを武器にするだけだと、第二新卒である自分は新卒の下位互換になるだけだと思ったので
新卒の人と差別化をするために、今勤めている会社での経験をアピールしました。
例えば僕の場合ですと、首都圏の6店舗で接客業を経験し、そのうちの3店舗で店長を務めたこと
そこで総合的な店舗マネジメント、売上管理、幅広い年齢層のアルバイトスタッフやお客様との円滑なコミュニケーションの取り方、人材育成、クレーム対応などについて学びました。
そしてこれらの経験は御社での仕事においても活かすことができると思います
とアピールしました。
あとは、自分が取り組んだことですね。
コロナの影響でネット通販が盛んになる一方で、リアル店舗が集客に苦戦していました。
そんな中、自分のお店でSNSを積極的に運用し
フォロワー数全社1位を獲得し、そこからネット販売の促進や店舗の集客に繋げるための取り組みを行なったことを話しました。
新卒1年目で出来ることや出せる結果なんてたかが知れてるかもしれないですけど
それでも自分がどういう風に考えて取り組み、そして何を学んだかをアピールしました。
これらが思いのほか評価されました。
第二新卒においては、成果よりも考え方やプロセスが重視されてるのかなと思いました。
したがって、第二新卒も新卒と基本的に同じ「ポテンシャル採用」に近いと言えるでしょう。
ありのままで臨む
就活する時は誰もが志望動機の文章を考えたり
「面接対策」をすると思うんですけど
そういうしっかりした準備をあえてしないようにしました。
僕の経験上、志望動機などを作り込むと、巧妙すぎて逆に本心じゃない感が出ちゃうというか。
自分の口で話してるんだけど、文章に喋らされてる感じがするんですよね。
そうなると嘘くさいと思われたり、面接官の心に響かないなと思ったんです。
(※例えば経営理念に共感したとか)
転職活動をしている理由は自分の中で明確にあり
そして今後どういうキャリアを目指したいのか概ね決まっていたので
それをそのまま正直に伝えました。
何か質問されたらその場で素直に答えるというスタイルです。
面接を受けに行こうというよりは「会話をしに行こう」くらいなマインドでした。
よく言えば自然体、臨機応変
悪く言えば無計画ですね。
でも今となっては、そのナチュラルな感じが逆に良かったのかなと思ってます。
最後に
まとめると
・若さを武器にする
・現職の経験で新卒と差別化
・ありのままで面接に臨む
以上3つが僕が実践した、第二新卒での面接戦略になります。
参考程度にしていただけると幸いです。
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