※画像 「僕は友達が少ない」より
僕が現役の生徒だった頃、世間は空前の学園アニメブーム。
「涼宮ハルヒの憂鬱」を筆頭に、学園系作品が数多く放送されていた。
「SOS団」や「隣人部」みたいな現実には無いような部活に所属している主人公達。
彼ら彼女らが送る学校生活での青春(?)というテンプレが王道だった。
ライトノベルも同様、学園ラブコメというジャンルがかなりの比率を占めていたように思う。
しかし、いつからだろう。
「異世界系」が主流となったのは。
学園系が「現代社会の学校生活」に即した物語とするならば
異世界系というのは、完全なるファンタジー世界で繰り広げられる物語である。
当たり前だが、舞台は我々が住んでいる日本でも、地球ですらない。
まあ異世界といっても、街並みなどは中世ヨーロッパをモチーフにしているパターンが多いのだが、そこは割愛する。
ここ数年「小説家になろう」という投稿サイトが盛り上がりを見せていることは嫌でも耳にするが
そこで投稿されている「異世界転生系」が多くアニメ化されているらしい。
学園アニメも放送されているが、圧倒的に数が減った。
流行り廃りと言ってしまえばそこまでなのだが、少し寂しい。
現代社会においては現実を模した学園モノではなく、異世界という全くの別次元にこそ価値を見出されるのだろうか。
ちなみに異世界系だとこのすばが好きです。
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