僕は新卒入社した会社を1年で辞めた経験があります
その会社で仕事をしている日々は結構辛かったのですが
退職が決まった瞬間、心が軽くなり日々の仕事にそこまでの負担を感じなくなりました
今回はそんな経験をもとに、なぜ退職が決まると楽になるのか
自分なりの解釈を述べていきたいと思います
仕事の変化
まず一つに仕事を振られなくなったということが挙げられます
以前までは上司から様々なミッションを課されていたのに、それがなくなります
退職する人間に新たな仕事を振っても意味がないからです
どうせいなくなるのだから
引き継ぎ業務に専念する事が会社にとっても退職者にとっても都合が良いため起きる現象です
終わりに対する安堵
社会人のキツい点の一つに「終わりが見えない」というものがあります
人間はゴールの見えないマラソンを走るのに向いてない生物です
したがって、永遠のようにも思える社会人生活を「辛い」と感じる人が多いんじゃないでしょうか
そんな中、「もうすぐ辞める」という事実は後ろ盾となり、精神にゆとりを持たせてくれる
どんな苦行でも、終わることが確約されていれば耐えられるものです
僕自身、高校生活が辛くても耐えられたのは3年という期間が決まっていたからです
社会人も50年ほど経てば定年できるのかもしれないですが、期間が長すぎて何の気休めにもならないことがわかります
僕の場合は退職した次の日には新しい職場に出勤する予定だったのですが
会社を辞めるということで少しだけ開放感と安堵感がありました
プレッシャーの軽減
誰しも仕事をしていると、ミスをしないように常に緊張感を纏っているでしょう
その緊張感はプレッシャーとなり自分の心を蝕みます
なぜなら失敗したら職場での立場が危うくなり、居づらくなるからです
一方で「あと少しで辞める」という担保があれば、リラックスして仕事に向き合うことができます
社会人としては良くないかもしれませんが、万が一失敗しても「どうせ辞めるから」と割り切ることができるわけですね
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