人のために動くと書いて「働く」
「働く」とは誰かの役に立つこと
私たちは様々な商品やサービスを手に入れることができる
そしてその対価(お礼)としてお金を支払う
社会の一員になることは、自分の仕事(社会的貢献)が誰かの幸せに寄与しているということ
他の人ができないことを自分がやる
逆に自分ができないことは他の人にやってもらう
効率の良い役割分担だ
レストランで料理を作る人がいるから私たちは美味しいものが食べられるし、料理を提供される側の人も別の形で社会的な役割を担っている
洋服を作る人、物を売る人、道路を整備する人
仕事の種類は全て挙げることができないくらい多いが、それぞれが役割を持って補い合う
このように人間社会は助け合いから成り立っており、仕事とは人と人との繋がりでできているのだ
綺麗事だけど嘘は言っていない
けど真実はもっと先にある
この理論が正しいのなら、みんなが一生懸命働くほど人類の幸せに繋がるはずだ
より良い商品やサービスが手に入るわけだから
完璧な世界
でも現実はそうじゃない
たしかに自分が働くことで誰かを幸せにしているが、同時に別の誰かの幸せを壊している
例えば、何気なく働いている私たちは就活において誰かを蹴落としている
そもそもなぜ必死になって仕事する?
そうしないと、競合他社に食われてしまうからだ
競争に勝つ企業は潤い、負けた企業は崩壊する
助け合いのために分業しているのに、潰し合いもしている
ここは矛盾だらけの世界だ
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