とびっきりの夜景が見たくて
ホテルの高層階に泊まってみた
身分不相応の夜景が 視界いっぱいに広がる
よく聞くフレーズは100万ドルの夜景だっけ
ホテルで1泊するくらいなら許されるかな?
ならば毎日働いてる自分へのご褒美としよう
夜景を見るために働いてるわけじゃないけど・・・
上から見下ろすと、車や街がよくできた玩具みたいに見えた
同時に人間という存在がちっぽけに思えてくる
だってあんなにも小さくて米粒みたいだ
僕たちが懸命に生きる日常は、宇宙単位で見たら有象無象の一部に過ぎない
そう考えると、仕事で悩むのも些細なことのように感じる
しかし頭では理解していても、銀河スケールで物事を考えられるほど人間は高尚じゃない
目の前に広がる世界が自分にとっての全てだ
だからきつい
僕はここで痛みを癒さなければならない
そうして何度でも修復する
あと何回乗り越えればいいかなんて、考えたって絶望するだけだ
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