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「お金」がない学生と「時間」がない社会人

会社員

大学2年時の経済学の講義で、教授が放った台詞を今でも覚えている

「学生はお金がないけど時間はある」

「社会人になるとお金はあるけど時間がない」

「したがって、学生が持っている1万円と社会人になった後の1万円の価値は全く異なる」とその教授は言った

当時、物事をきちんと考えることをしていなかった自分ですら「なるほど、確かにそうだな」と納得した

学生の頃はアルバイトでせいぜい月に数万円しか稼げなくて

貯金もほとんどなかったから

高価なものなんて何も買えないし、いつも節約してた記憶がある

それでもなぜか楽しかったんだよね

200円のゲームに夢中になった、あの夏休みを今でも忘れない

バイトも授業もない長期休みは退屈に感じる時もあったけど

その分辛いこともなかった

毎日悩みもストレスもほとんど無いって、今考えると凄いことだ

唯一の面倒ごとは、お金を得るために仕方なくやっていたアルバイトくらいだ

一方、現在は社会人になってお金が増えた

それは学生時代とは比べものにならないくらい

同時にしがらみや悩み、責任も増えた

時間がないから心に余裕がないし、せっかくのお金を使う暇もない

幸せの前提条件にお金の有無が挙げられるが

お金がなかったあの頃の方が苦痛は少なかった

しかしそれは、親の元にいたから成り立っていた生活だ

タダで食う飯はなによりも旨いのだ

かといって大学生に戻りたいとは思わない(前は思ってたけど)

だってお金がないから

しかも大学生に戻ったらまた就活や社会人1年目をやり直さなきゃならない

それはとても面倒だ

あれ、何のためにお金が欲しいんだっけ?

お金のために働いて、お金を得るために生きているんだっけ

分からなくなってきた

大学生の自由さと社会人の財力を両立した生活を送ることができたら、どれだけいいだろうか

ないものねだりなのかもしれないけど

社畜の戯言

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