「早生まれが損」という話を聞いたことがあるだろうか
僕は子供の頃、様々な劣等感を抱えて生きていた
周りから劣っていることが多く、その自覚があった
それは自身の能力不足によるものだと思っていたが、そうではないらしい
早生まれは人生において不利を強いられるという記事(学術的な根拠あり)を見て、あぁ、そういうことだったのかと納得をしてしまった
僕は3月生まれで、身体がクラスで1番小さかった
コンプレックスだった。
だから大きくなるために毎晩牛乳を飲んだ
よくよく考えてみると、当時1年間で10センチ伸びていたのだから、4月生まれだったらクラスでも大きい方じゃないか?
食べられる量も少なく、先生からは給食を残さず食えと晒し上げられた
結果、無理して食って教室中がゲロの海になった事もある
こんなのは一例で、周りは当たり前にできているのに、自分には出来ないことが多々あった
そんなイベントが、自分はダメなんだという心情を生み、負け犬根性を染みつかせる
無論この幼少期の人格形成が、後々の人生においても響いてくるらしい
例えばプロ野球選手には早生れはほとんどいない、というのは有名な話だ
幼少期は成長が著しいため、たった数ヶ月の差であっても身体的・頭脳的ハンデはかなり大きく、そこで負け癖がつくというやつだ
もちろん、全てが早生まれのせいとは思わない。努力不足だってある
けれど、歳を取れば生まれ月によるハンデが無くなるなんてのは幻想だったのだ
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