今日は久々に映画を観てきました(๑╹ω╹๑ )
(今月末まで使える無料クーポンがあったのです)
すかさずオリジナルアニメ映画をチョイス
ちなみに僕は基本的にアニメ映画しか見ないです(キリッ
ドラマとかもそうなんですけど、実写作品に興味が持てなくて…
今回観てきたのは「竜とそばかすの姫」
「サマーウォーズ」や「時をかける少女」の監督 細田守さんの新作映画だそうです
上記2つの作品は過去に観たことがあるのですが、結構好きだったので期待が高まります
まあ、時をかける少女に関しては原作者が別の人ですが…
それでは「竜とそばかすの姫」感想を語っていきたいと思います
率直な感想
正直に言ってしまうと作品の総合的な出来は微妙でした
面白いかつまらないかの2択なら後者になってしまうくらいでしょう
結局何を伝えたかったのかよく分からないという印象があります
でも歌はとてもよかったです
⚠️ここから先はネタバレあり↓
主人公の境遇
幼い頃に母親を失い、心に闇を抱えた女子高生が主人公です
結果的に母親は自分との未来ではなく、見ず知らずの子供を助けることを選び、死んでしまいました
そんな過去に囚われ今も苦しんでいる
大好きだった歌も、その出来事を境に歌えなくなってしまいました
初っ端から重いというか、暗いなぁ…
(闇抱えてる女の子は普通に好きです)
仮想世界<U>
この世界にはインターネット上に存在する仮想世界<U>にダイブするという娯楽文化があります
<As>(アズ)という自分のアバターを作り、もう1つの人生を謳歌する というコンセプトです
近未来SFチック(゚∀゚)
そこは50億もの人間がひしめき合う空間なのです
ひょんなことから主人公は自分の<As>である「ベル」を作り、<U>の世界に飛び込みます
ここでなら、現実とは全く違う自分になれる
彼女は歌えなくなってしまった歌を思いきり歌いました
初めは批判する人が大勢いましたが、瞬く間に世界中に魅入られ、歌姫として認知されていきます
<U>のモチーフはYouTube(?)
仮想世界<U>はこっちの世界でのYouTubeに似ているなぁと思いました
歌を歌ってみたら批判する人がいて、でも逆に高く評価する人もいて
現実の自分が学生だろうが会社員だろうが、YouTube上では別の自分を創り出せる
反感を買うような発言をしてしまえば炎上して、色んな人から攻撃されるところまでそっくり
竜との出会いと正体
<U>には秩序を乱す「竜」という<As>がいました
彼はとても乱暴で<U>の世界で問題児扱い
主人公のコンサートも彼の乱入(?)によって壊されてしまいます
現実世界で親から虐待を受けている少年が竜の正体なのですが、そのキャラがいきなり出てきものですから、全く感情移入できなかったんですよね
竜の正体が明らかになった時に「え、誰?」ってなりました汗
ツッコミどころが多過ぎて話が入って来ない(特に終盤)
竜の正体が明らかになり、虐待を受けていると分かって、今すぐ助けに行かないと!という状況の時に
主人公は高知県にいて向こうは東京にいるんですよね
新幹線を使ったとしてもだいぶ時間がかかってしまい、助けに行っても遅いんじゃ…
着いたらついたで家はどこにあるかわからず、街を彷徨ってるとなぜか少年たちは歩いてるし、たまたまエンカウントしたけれど高知を出てもう何時間経ったんだ…?おかしくないか?という感じですし
あと主人公が少年を助けに行こうとしたとき、友達や町内会のおばさん達が見送っていたんですが
大の大人が高校生の子供をそんな場所に1人で向かわせるってどうなんだ…
そもそも高校生が行ったところで解決できる類の問題なのか…?
主人公の母親が子供を助けようとする中、周りがただの傍観者だったように
今回も主人公が少年を助けに行こうとして周りの人たちは傍観者で(応援はしてたけど、なんか違和感)
最悪な形で構図が同じなのですが、これは意図的にやっているのかそれとも何も考えてない偶然なのか
総評
歌と雰囲気は良かったです
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